住宅アドバイザー
高江 啓幸氏
リクルートで住宅領域事業に従事。現在は事業者コンサルティング及びユーザーアドバイス、住宅関連媒体での執筆等不動産業界の専門家として活動中(写真は二俣川駅前で撮影)
3LDK3400万円台~で、4000万円台が
メイン(予定、100万円単位)の価格設定は要注目
グラフは、ここ10年の横浜市の新築マンション3LDK価格の推移。マンションの高額化の主因は建築費のアップにあり、2014年からの10年間で2000万円台、3000万円台の住戸の供給はほぼなくなり、46.9%あった4000万円台も11.5%と激減。逆に10年前は15.3%だった5000万円台が35.7%。6000万円以上の高額住戸が2024年には52.7%と半数以上を占めるようになってきている。このマンション価格高騰の傾向を考えると、本物件の3LDK3400万円台〜で、4000万円台がメイン(予定、100万円単位)という価格設定には注目せざるを得ない。
JRや東急との直通運転でアクセス力がさらにアップ。
バス便、カーアクセスもGOOD
二俣川駅前
渋谷、目黒など都心へのアクセス力がアップ
ビッグターミナル「横浜」駅へ直通12分
相鉄線は、JRおよび東急線との相互乗り入れによって東京都心の各都市へのダイレクトアクセスを実現。これによって沿線住民の交通利便性が大きく向上したことは疑いようが無く、今後ますます沿線での暮らしを視野に入れる方々が増えてくることも期待される。具体的に見ていくと、東急線との相互乗り入れで「渋谷」駅へ直通42分、手前の「目黒」駅へも直通アクセスが可能となった。また新横浜駅へも直通11分でアクセスできるようになり、新幹線も利用しやすくなったこともポイントといえるだろう。
買い物や行政サービスなど生活に必要なものを
ほぼ賄える「ジョイナステラス二俣川」
二俣川駅周辺には多くの商業施設もあり、便利な日常生活を送るのに支障は無い環境にあった。そんな二俣川が再開発事業でさらなる発展を遂げ、誕生したのが駅直結の大型商業施設「ジョイナステラス二俣川」。テナントには飲食店や食品・衣料などに加え、郵便局・銀行やライフスタイルサービス、そして横浜市の行政サービスコーナーも。生活に必要なものはほぼワンストップで賄え、楽しむ場としても十分すぎる施設と言える。そして注目したいのがフードコート。席数が約200あり、キッズスペースやベビーカー置き場も完備。小さな子どもがいるとレストランはハードル高く感じるが、ここなら安心。
「バーベキュー施設やアスレチックのある
『こども自然公園』は家族で楽しめます」
ここからは6年前から二俣川エリアに住んでいるNさんご家族にお話を聞いた。「妻の実家が近いので、相鉄線沿線から離れることは考えていませんでした。私たちは車を持っていませんが、相鉄線がJRや東急線と直通したので、どこに行くのにも快適で困ることはありません」と話す(夫)。Ω『ジョイナステラス』も『西友』も『アルコット』もあるし、日常生活が地元駅周辺で済ませられるのはうれしいですね。毎日の買い物も野菜や鮮魚なら『ジョイナステラス』の『ライフ』。日用品なら『アルコット』に入っているディスカウントショップ、など目的によって使い分けることができます」(妻)。そんな利便性も二俣川の魅力だが、中学生の長男、小学生の長女を育てるNさんご家族がこのエリアで一番魅力に感じているのが子どもがノビノビと遊べる環境が整っていること。「周囲にたくさんの公園があって、子供は遊び場に困らないと思います。特に『こども自然公園』は池で釣りもできたり、アスレチックやバーベキュー施設もあるので家族で時々利用します。」(夫)。
「教育・医療施設も充実しています」
そのほかの子育て環境について聞いた。「教育施設ですが二俣川には保育園や幼稚園が充実しています。小学校や中学校についても長女や長男は友達も多く、楽しく通っていて、悪い情報は聞いたことがありませんね」(夫)。「医療施設も様々な診療科のクリニックや医院が点在していて、不便に感じたことはありません」(妻)。
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Nさんご家族
(夫婦とも40代、子供2人)
「とても暮らしやすい街で、子育てファミリーにおすすめです」とNさん
(写真は「こども自然公園」で撮影)